CUARTO
クアルト
Total Body Conditioning
完全予約制
人は血管とともに老いる
肌を若く美しく保ちたいと、多くの方がスキンケアに励んでいます。
なかには高額なクリームや乳液に頼る人も少なくないでしょう。
肌表面からのお手入れも必要ですが、
ここでは内側からのケアに目を向けてみませんか?
例えば、ひざを擦りむいたとします。
体は傷に対して出血を止めたり感染を防いだりしながら
自動的に修復するための材料(栄養)を皮膚に届けます。
傷ついた肌細胞にとって何が最も必要か、高額な化粧品でないのは確かです。
それを一番分かっているのは体です。
体は治癒に必要な材料(栄養)を血流に乗せて患部に届けます。
そして細胞一つ一つに十分な材料(栄養)を届けるためには、
血液を流す健康な血管が体の隅々にまで巡っていなくてはいけません。
それはエイジングケアでも同じです。
高額な化粧品は、
血液によって運ばれてくる材料をよりよく見せてくれるかもしれませんが、
決して材料にはならないのです。
「人は血管とともに老いる」
これは100年以上も昔、
近代医学の基礎を作ったウィリアム・オスラー博士の有名な言葉です。
老化現象は肌表面よりも先に体内で起き始めます。
体内で過剰になった糖がタンパク質と結びつき、
体温の熱で細胞をコゲさせます。
体内で最も糖と接触するのが血管ですので弾力に富んでいるはずの血管が、
古いゴムホースのようにガチガチになってしまいます。
また、過剰な糖は多量のインスリンを分泌させて活性酸素を生み出すため、
細胞をサビさせます。
ここでもやはり真っ先に血管が傷ついてしまいます。
もちろん体の中には抗酸化物質が存在するので酸化を食い止めるはずなのですが、
この抗酸化物質もタンパク質なので糖化してしまっていると役に立ちません。
血管が老いるということは脳心血管系の病気にもつながります。
何年にもわたって悩まされている
手足の冷えや肩こり、頭痛も関係あるかもしれません。
これまで健康的な食事というものは、
カロリーバランスを基礎として考えられてきましたが、
クアルトでは、必須栄養素か否かを基礎とします。
「体に必要なものはたくさん食べ、不必要なものは控える」
単純な話だと思うのですが、
どうやらこれまでのカロリーバランスではこれが成り立たないのです。
クアルトは、
エイジングケアのみならず健康的な体になる栄養コンディショニングをご提案いたします。
あなたは何を目的に日々の食事をしていますか?
空腹を満たすため?
美食を楽しむため?
あなたの体も心も
あなたが食べたもので作られています。
体の材料となるものを疎かにして、
簡単にエネルギーとなるものばかり
食べていませんか?
現代人は
十分なエネルギー補給は出来ているのにも関わらず栄養不足なようです。
不必要なものは嗜好品と捉え控えましょう。
大切なものはしっかりと食べましょう。
しかし、
いったい何が必要で何が不要なのか。
人類の進化と生化学にヒントがあるようです。
機能性医学
現代医学では
痛みや発熱、倦怠感や鬱などの症状を薬や手術によって和らげたりなくしたりします。
これを対症療法といいます。
これに対し機能性医学は平素からの食事に目を向け病気にならないよう体に働きかけます。
「人は血管とともに老いる」
医学教育の基礎を築いたカナダの名医ウィリアム・オスラー博士の名言です。
血管の老化の主な原因に酸化と糖化があります。
クアルトではこの酸化・糖化を予防する食事指導を提案いたします。
ケトジェニックダイエット
体の中の糖質を枯渇させることで
体はケトン体というエネルギー源を作り出します。
これは脳細胞を含む体中の細胞で利用されます。
このケトン体の原料となるのが蓄えられている脂肪です。
ゆえにケトン体を効果的に使うということは
脂肪の減少を意味します。
ケトン体には抗酸化作用と抗炎症作用があるので、
痩せるだけではなくアンチエイジング効果も期待できます。
オーソモレキュラー栄養医学
(分子栄養学)
オーソモレキュラー(分子栄養学)とは、
適切な食事やサプリメント、糖質コントロールによって、
我々の体を構成する約37兆個の細胞や腸内細菌の働きを向上させて、
様々な不調の予防や改善を目的とします。
安易に薬に頼らず本来持っている体の能力を利用して
生活習慣病や鬱などの不調にアプローチします。
栄養コンディショニング
”E pur si muove”
この数年間で栄養に対する考え方が大きく変わりつつあります。
スーパーやコンビニでは糖質オフやロカボといった商品が増えました。
ある健康系の雑誌では数年前まで「糖質は必要な栄養」と述べていましたが、
今では糖質制限の特集号を出すようになりました。
しかしながら、それでもまだ世の中の常識は数十年前のままです。
タイトルの言葉”E pur si muove”はイタリア語です。
かつてガリレオが宗教裁判にかけられ
天動説を認めさせられた後につぶやいたとされる言葉です。
「それでも地球は動いている」
かつて天文学で起こった常識の大転換が、いま栄養の分野で起きつつあります。
我々の進化の歴史や生化学の視点からも、
現代の我々の食事は明らかな糖質過多であり、
それがありとあらゆる不調や病気の原因となっています。
体に必要な栄養素と不要な栄養素を判断できる能力を
身に付けていかねばなりません。